ブライダル衣装への魅力を感じてうたげに
ブライダル業界を目指したのは、親戚の式に出席したときの感動がすごく印象に残っていたからです。その日の忘れられない感動の場面に立ち会いたいと思い学生時代はブライダルプランナーになるための勉強をしていました。その在学中にうたげを知り、衣装にも興味を持つようになりました。その後も思いは変わらず、卒業後はブライダル衣装も取り扱っているうたげに就職しました。
自分の可能性を広げるため着付を勉強中
普段の仕事は、アシスタントとして当日までのいろいろな手配、現場では衣装のチェック、メイク中の先生の補佐、花嫁様の水化粧、時間配分を管理など結婚式当日を円滑に進める手伝いをしています。まだまだ初めて知ることも多くて、毎日新鮮な気持ちで仕事できます。
思い出に残る仕事としては、自分一人で紋付を着付けした時です。限られた時間での着付で苦戦もしましたが、一人でなんとか仕上げることができました。先生にも「良かったね」と言ってもらえて嬉しかったのを今でも覚えています。着付けができるようになれば可能性が広がります。これからも勉強を続けて、着付けなら小林と言われるぐらいになりたいと思います。
人が幸せになる場面に携われる素敵な仕事
この仕事は笑顔がとっても大切。
自分の中で嫌な事があったり、不安な事があっても表に出さず常に笑顔が大切です。主役である花嫁さまを美しくする私たちが笑顔ではなく不安な顔で接していたら、余計な心配を与えてしまいます。仕事をはじめた頃は、そのことで先輩に注意を受けたこともありました。今はプロとして意識を持って、笑顔を絶やさず花嫁の方と接しています。
ブライダルの仕事はとても厳しい仕事です。最初は華やかな仕事だと思っていましたが、結婚式という特別な日に集まったスタッフそれぞれが真剣でプロ意識がとても高い厳しい仕事場です。ですが、人が幸せになれる場面に立ち会うことができ、心から「ありがとう」を言ってもらえる素敵な仕事です。
これからもずっと続けていきたいと思います。
先輩スタッフへの質問
- 何人ぐらいで現場に行きますか?
- 基本的にはスタイリストとアシスタントのペアで行く事が多いです。
始めはスタイリストとアシスタントについていき、実際に見て仕事を覚えていきます。 - アシスタントからスタイリストになることはできますか?
- はい、なれます。アシスタントとしての経験を積んでからスタイリストとしてデビューすることができます。
- 「やりがい」を感じるのはどんな時ですか?
- 「ありがとう」「うれしかった」などお礼の言葉を言ってもらえたときは、この仕事でよかったなと心から思います。