全くの未経験からのスタート
うたげを知ったのは、求人広告を見たのが最初でした。
今まで葬儀関係のお仕事をしたことはなかったのですが、思い切って話を聞きにいき、そこで聞いたお話にとても共感できたので、働かせていただくことになりました。ただ、右も左も全くわからない状態だったので不安と緊張の日が続きました。
ほとんど知識がない状態だったので覚えることがたくさんありましたが、勉強会で教えてもらたり、先輩スタッフについて現場に行き、直接覚えていきました。先輩スタッフの方がやさしく丁寧に教えてくれたので、徐々に覚えていくことができましたね。
苦労も多いですが、やりがいのある仕事
主な仕事としては、葬儀会館やお寺などから依頼を受けた葬儀のご遺族さま、ご参列者さまの接待をしています。葬儀会館によって任せられている業務内容が異なり、さらに宗派が違えば作法も変わります。専門的な知識やきめ細やかな対応が必要になるのではじめは苦労しましたが、今ではご遺族さまやご参列者さまから感謝の言葉をいただくことも増え、この仕事にやりがいを感じています。
葬儀スタッフに求められるもの一つが「おもてなしの心」です。
ご遺族さまやご参列者さまの気持ちを考えて、いかに動けるか、いかに円滑に進めることができるかが大切です。葬儀スタッフには資格というものがありません。その分、自分自身の立ち振る舞いにも気をつけ、ホスピタリティー溢れる対応を心掛けています。
他の職業では味わえない充実感
「お別れ会」という今までのうたげにはなかったサービスを依頼されたときは、すごく嬉しかったです。本来、ホテルなどで開かれるお別れ会では専門のコンパニオンが対応しているのですが、うたげに声をかけてもらいました。それは多少なりとも今まで自分たちがやってきたことを認めてもらえたということだと感じて、スタッフ皆で喜びました。今までなかったサービスを任せてもらうプレッシャーはありましたが、それ以上に懸命に取り組み無事お喜びいただくことができました。これらも葬儀にかかわる多方面の仕事をやっていきたいと思います。
この仕事の魅力は心からの本当の「ありがとう」を言ってもらえる数少ない仕事の一つです。誰にでもできる仕事ではないので苦労も多いですが、充実感は他の職業ではなかなか味わえないものではないものだと思います。まだまだ勉強することも多いですが、これからもこの仕事に携わっていきたいと思います。
先輩スタッフへの質問
- どれぐらいで一人で現場に出ましたか?
- その時の状況、その人の能力にもよりますが、通常は1ヶ月〜2ヶ月が一般的です。
- 実際に働いてみて、職場の雰囲気はどうでしたか?
- 女性がとても多くて、働きやすい環境です。
- 「やりがい」を感じるのはどんな時ですか?
- ご遺族の方から感謝の言葉をいただくことがありますが、その時にこの仕事を続けていて良かったと感じます。